物撮りを始めるとき、最初に悩むのが機材です。ただ、高価なカメラを買えばきれいに撮れるわけではありません。大切なのは、用途に合った機材を選び、光を整えて使うことです。
ここでは、スマホ・ミラーレス・一眼の違いと、商品撮影に向くレンズの考え方を整理します。
スマホでどこまで撮れるか
フリマアプリやSNS、ECのサブ画像であれば、スマホで十分に対応できます。最近のスマホは明るく撮れて、補正機能も充実しています。
スマホの弱点は、暗い場所でのノイズや、背景の大きなぼかし、細部の質感表現です。こうした表現が必要になったときが、カメラを検討するタイミングです。スマホでの撮り方は「物撮りの完全ガイド」でも触れています。
ミラーレス・一眼を選ぶなら
画質や表現を求めるなら、ミラーレスや一眼が有利です。明るいレンズを使えば背景を自然にぼかせますし、細部の質感も残せます。
本体は、最初から最上位機を狙う必要はありません。商品撮影は三脚で固定し、光を整えて撮るため、エントリー〜中級機でも十分に対応できます。機材より、光のコントロールのほうが仕上がりを左右します。
商品撮影に向くレンズ
レンズは、標準から中望遠(フルサイズ換算でおおよそ50〜100mm前後)が扱いやすい範囲です。商品の端のゆがみが少なく、自然な形で写せます。広角は風景には向きますが、商品の端がゆがみやすく、物撮りでは注意が必要です。
アクセサリーや時計、化粧品の質感など、小さな部分を大きく写したいときはマクロレンズが役立ちます。寄れるレンズがあると、ディテール表現の幅が広がります。
まとめ
機材は、写真の使いみちと求める品質を先に決めると選びやすくなります。まずはスマホで撮り、物足りなくなったらミラーレスや一眼と標準〜中望遠レンズを検討する流れが無理がありません。自分で撮るより任せたい場合は「失敗しない撮影会社の選び方」や「商品撮影会社をカテゴリから探す」を参考にしてください。