バッグ・革小物撮影の特徴
バッグや財布などの革小物は、素材の質感と職人技が価値の大部分を占めます。撮影では、革のしなやかさ、縫製の美しさ、金具のディテールを正確に伝えることが求められます。
高級ブランドの場合、写真のクオリティがブランドイメージに直結します。妥協のない撮影で、商品の価値を最大限に伝えましょう。
バッグ撮影の基本構図
1. 正面撮影
バッグのデザイン、サイズ感が伝わる基本カットです。ECサイトのメイン画像に使用します。
2. 斜め45度撮影
立体感とバッグの奥行きが伝わります。最も魅力的に見えるアングルの一つです。
3. 側面撮影
バッグの厚み、マチの広さが伝わります。収納力をアピールする際に効果的です。
4. 俯瞰撮影
バッグの開口部、内部の仕様が見えます。ポケットの配置なども伝えられます。
5. ディテールカット
ファスナー、金具、ステッチ、ブランドロゴなど細部を接写します。
革製品撮影のポイント
革の質感表現
革の種類によってライティングを変えます。
- スムースレザー: 適度な光沢を出しつつ、テカりすぎない
- シボ革: 表面の凹凸が見えるサイドライト
- スエード: 起毛感が伝わる柔らかい光
形を整える
バッグは中身を入れないとへたってしまいます。
- 詰め物で形を整える
- 持ち手を立たせる(テグスで吊るす技法も)
- ストラップは自然なカーブを描くように配置
金具の撮影
金具は反射しやすいため、映り込みのコントロールが必要です。
- トレーシングペーパーで光を柔らかく
- 撮影者・機材が映り込まないよう注意
- 金具の色味(ゴールド、シルバー)を正確に再現
小物類の撮影
財布
- 開いた状態と閉じた状態の両方を撮影
- カードポケット、小銭入れの内部も見せる
- 革の厚み、縫製の美しさを伝える
ベルト
- 巻いた状態と伸ばした状態の両方
- バックルのデザインをしっかり見せる
- 穴の位置、ステッチのラインを美しく
キーケース・カードケース
- 開いた状態で内部の仕様を見せる
- サイズ感が伝わるよう撮影
- 金具やボタンのディテールも
費用相場
| 撮影タイプ | 1カット単価 | 備考 |
|---|---|---|
| 白背景撮影 | 800〜2,000円 | 基本カット |
| 複数アングルセット | 3,000〜8,000円 | 5〜8カット |
| イメージカット | 5,000〜15,000円 | スタイリング込み |
| モデル撮影 | 10,000〜30,000円 | モデル費込み |
撮影会社を選ぶポイント
1. ファッション・高級品の実績
革製品の撮影実績を確認しましょう。高級感のある仕上がりかどうかがポイントです。
2. 形の整え方
詰め物の入れ方、持ち手の見せ方など、バッグを美しく見せるノウハウがあるか確認します。
3. レタッチの品質
革製品は細かなレタッチで仕上がりが大きく変わります。シワの調整、色補正の精度を確認しましょう。
イメージ撮影の演出
ライフスタイルカット
実際の使用シーンを想起させる演出です。
- オフィスデスクの上に配置
- カフェのテーブルに
- 旅行シーンを演出
フラットレイ
バッグと中身を並べて撮影するスタイルです。収納力や使用イメージを伝えられます。
モデル撮影
実際に持った状態でサイズ感、使用感を伝えます。ターゲット層に合わせたモデル選びが重要です。
まとめ
バッグ・革小物の撮影は、素材の質感と形状を美しく見せることが重要です。詰め物で形を整え、適切なライティングで革の魅力を引き出しましょう。
高級品ほど写真のクオリティがブランドイメージに影響するため、実績のある撮影会社への依頼をおすすめします。


